一児母のゆるっとーく

子どもに関するおすすめのモノやコトについてゆるーく書いています。主に4歳の娘、たまにペット(犬・インコ)も出てきます。

3歳と行く横浜市民防災センター

こんにちは。
一児の母をしているサバズシ🐟です。

先日3歳の娘と一緒に横浜市民防災センターに行ってきました。

横浜市民防災センターとは?

横浜市民防災センターは、横浜駅周辺の都市災害時の対応や防災知識の普及、備蓄物資や資機材の保管を主な目的としている2階建ての施設です。
横浜駅から徒歩10分ほどのところにあります。
無料で災害時の色々な体験が出来るんですよ。お金をかけずに娘と外に出て行くところとなると公園しかないので、無料なのはとっても嬉しい✨3歳の娘でも一緒に楽しく体験出来ました☺️


bo-sai.city.yokohama.lg.jp

開館時間は?

横浜市民防災センターの開館時間は、午前9時15分~午後5時00分です。
毎週月曜日は休館ですが、月曜日が祝日の場合は開館し、次の平日が休館となります。

体験メニューは?

体験出来るメニューは、大きく分けてツアー2種類とプログラム2つがあります。
ツアーは、インストラクターさんの解説付きの60分体験ツアーとして、「地震・火災体験ツアー」「風水害体験ツアー」があります。
ツアー開始時間は1日6回(9:30~、10:30~、11:30~、13:30~、14:30~、15:30~)です。
※現在は感染症防止対策のため、ツアー回数を減らして運営しています。

プログラムは、10人以上の申し込みで災害時に役立つテクニックや知識を学べる「体験プログラム」と、予約なしで15分ほどで防災について学べる「お手軽プログラム」があります。

地震・火災体験ツアー(60分)

30分コースでは①、②のどちらかを選択できます。

地震コース(30分)
 ・災害シアター
 シアターで災害について学びます。通常上映している、自助・共助の大切さを学ぶことができる防災ハートフルコメディの他に、3作品から見たいものを選ぶことも出来ます。

 ・地震シミュレーター
 震度3~7までの、様々なシチュエーションの地震が体験できます。車いすの方も体験可能。


②火災コース(30分)
 ・火災シミュレーター
 消火器を使った消火体験と、煙からの避難行動を体験します。

 ・減災トレーニングルーム
 一般家庭をイメージした部屋に入り、何が起こるかは知らせず、音響や映像で演出される災害を体験し身を守る行動を学びます。


風水害体験ツアー(60分)

基本コースとキッズコースから選べる、予約必須のツアー。1グループ30人程度です。

①減災トレーニングルーム(15分)
 プロジェクションマッピングによる大雨、強風の風水害を体験します。

②風水害シアター(15分)
 動画によって風水害のこと、正しい知識を学びます。
 ⭐キッズコースでは、子ども向けの動画で楽しみながら学べます。

③マイ・タイムライン作成体験(30分)
 事前に進路などが予測できる風水害。いつ何をすればいいのかタイムラインを作成します。
 ⭐小学生向けのワークシートもあります。


体験プログラム

団体(10名以上)で利用する体験プログラム。利用日から2週間前までに予約が必要です。

◾救出訓練(対象:地域・事業所・学校、30分)
 災害時に家具などの下敷きになった人をどうやって助けるか?身近なものを使って救出の練習をします。

◾防災講話(対象:地域・事業所・学校、30分)
 火災編、地震編、風水害編の防火・防水に関する講話と、児童限定の消防車両見学も実施しています。     

ハザードマップ作成(対象:地域・事業所・学校、30分or60分)
 自宅などの周りにはどんな危険があるのか、自分だけの防災マップを作成します。しっかりコースが60分、お試しコースが30分となっています。

◾心肺蘇生法(AED)(対象:地域・事業所、30分or60分)
 心肺蘇生法やAEDの取り扱いを学びます。しっかりコースが60分、お試しコースが30分です。

◾傷病者等の搬送訓練(対象:地域・事業所、30分)
 緊急時に傷病者を安全な場所に運ぶため、身近なものを使った搬送法を実施します。

◾放水訓練(屋内消火栓)(対象:地域・事業所、30分)
 屋内消火栓を実際に放水して、屋内栓の使用法などを学びます。

◾災害時要援護者体験(対象:地域・学校、30分or60分)
 自力で避難するのが難しい方もいます。おもりやゴーグルを装着し、どんな不自由があるのかを体験します。しっかりコース60分とお試しコース30分があります。

◾救護訓練(対象:地域・学校、30分)
 けがをした人の止血や固定など、簡単な応急手当の仕方を学びます。

◾災害時に役立つワークショップ(対象:地域・学校、30分)
 新聞紙やゴミ袋を使って、防災スリッパや防寒着など災害時に役立つグッズを2、3種ほど作ります。

◾スタンドパイプ式初期消火器具取扱訓練(対象:地域、30分or60分)
 スタンドパイプ初期消火器具の取り扱い訓練をします。しっかりコースが60分、お試しコースが30分です。

◾段ボールベッド体験(対象:地域・事業所、30分)
 段ボールベッドの必要性についての講話を聞き、実際に使用してみます。

◾防災VR体験(対象:地域・事業所・学校、30分)
 VRで臨場感のある火災脱出と地震体験をします。

◾コミュニケーションボード体験(対象:地域・事業所・学校、30分)
 避難所などで言葉によるコミュニケーションを苦手とする方や外国人の方と、絵や記号を使ったコミュニケーションツールを活用します。


お手軽プログラム

当日受付のみのプログラム。10人以上で予約必須の「体験プログラム」に対して、「お手軽プログラム」は少人数でも希望のプログラムを15分~20分程度で実施することができます。
※ただし実施条件があるので、希望の方は当日相談となっています。
実施時間は毎時0分と30分スタート(※実施しない時間帯もあり)で、原則1団体1プログラムとなっています。


◾救出訓練
 ジャッキやバールを使用し、家具などの下敷きになった人を救出する練習をします。

◾搬送訓練
 毛布や物干し竿を使用した搬送法や、1人での搬送法を学びます。

◾要救護者体験
 自力で避難するのが難しい人にどんな不自由があるのかを体験をします。

◾感震ブレーカー
 大きな揺れで電気を自動的に遮断する感震ブレーカーの説明を聞きます。

◾119番通報要領
 119番通報を上手に行うために重要な点や、通報を迷ったときの対応について説明を聞きます。

◾心肺蘇生法(AED)
 心肺蘇生法とAEDの使用方法を学びます。

◾防災講話(テーマ限定)
 備蓄について、災害時のトイレについて、避難所について、気象警報及び避難勧告等についての講話を聞きます。

意見交換会
 体験ツアーでは聞けなかったことや日々の疑問について聞くことが出来ます。

◾ワークショップ
 身近な新聞紙などで、災害時に役立つ紙食器やスリッパなどのグッズを作ります。

◾ジオマップ
 ジオマップで横浜の歴史から防災を学びます。

◾防災ライブラリパネル説明
 防災センター2階にある、防災ライブラリパネルを使用した防災についてのお話を聞きます。

ハザードマップ活用方法
 防災センター2階にある、ハザードマップの活用方法について説明を聞きます。


予約方法は?

体験プログラムは10人以上で2週間前までの予約が必須、体験ツアーは予約も出来ますが当日受付もOK、お手軽プログラムは当日受付のみとなっています。
予約は、電話FAXまたはメールで出来ますよ。
また申込書の提出が必要となる場合があるので、ホームページから確認してみてくださいね。

 ◾TEL:045-411-0119
   (受付は開館日9:15~17:00まで)
 ◾FAX:045-312-0386
 ◾メール:sy-kengaku@city.yokohama.jp
 ◾横浜市民防災センターHP:https://bo-sai.city.yokohama.lg.jp/reserve


アクセスは?

横浜市民防災センターへは徒歩、バスまたは車で行く方は駐車場がないため周辺の駐車場を利用することになります。
横浜駅西口より徒歩約10分で、バス停「鶴屋町3丁目」からは徒歩3分、「市民防災センター前」から徒歩1分。沢渡中央公園に隣接した場所にありますよ。

私は横浜駅から徒歩で行きましたが、3歳の娘でも全然歩ける距離にあるのが良いですね☺️
徒歩でのルートはホームページに色々と詳しく書いてあったので、気になる方は見てみてください。
 

 ◾横浜市民防災センター 住所:〒221-0844
横浜市神奈川区沢渡4-7
 ◾横浜市民防災センターHP:https://bo-sai.city.yokohama.lg.jp/map


地震・火災体験ツアーに参加

私と娘は平日に行ったのですが、施設内はとても空いていました。特に予約もしていなかったのですが、60分の地震・火災体験ツアーに参加することが出来ました。
子どもが怖がったりした場合には途中で抜けることも可能とのことで、安心してツアーに参加出来ました☺️

始まってみると、ツアーには私と娘しか参加しておらずインストラクターのお姉さん付きっきりで色々教えてもらいました。
この頃人見知りがなくなってきた娘はお姉さんに色々と話しかけてもらって嬉しそうでした🙂

災害シアター

始めにシアターで災害について学びました。喋る白ネコが出てきて、災害時の備えについての大切さなどをとある家族に教えていくという内容でした。(実写です)
ここでは娘は開始早々飽きていました😌3歳の娘には難しいので無理もないですが。
インストラクターのお姉さんは、ツアーの参加者が私たちしかいないので、ツアーでとばしたいところがあればとばしますと言ってくれましたが、とりあえずここは何とか最後まで見ました😌

地震シミュレーター

次に地震体験をしました。揺れる機械の上に上がり、棒に掴まった状態で地震の揺れを体験します。
前に大きな画面があって、そこに地震の映像が映し出されていました。
小さい子は怖がって泣き出すこともあるそうで、インストラクターのお姉さんは娘が怖がったらすぐ止めますとすごく気を遣ってくださり、徐々に震度を上げての地震体験をさせてもらいました。
結構な揺れなので私も大丈夫かと少し心配しましたが、娘は泣くことも怖がることもなく、終わったあとにはもう一回体験したそうにしていました。

そのあとは、パネルを見ながら地震の際に気を付けることなどのお話を聞き、次の体験をするため2階へ上がります。

火災シミュレーター

2階へ上がると消火器を使った消火体験をしました。「火事だ!」と言って消火器のピンを抜きホースを構え、前に映し出される火事の映像へと上手くホースが向けられると消火成功の文字が出てきます。
実際に消火器を使ったことがないので色々と勉強になりました。とっさのときにも対応出来るようにしておきたいものですね。

普段からよく見る消火器に興味があった娘はここで大興奮していました。いつもは触っちゃだめと言っているけど、実際の消火器ではないにしろ、練習として触れることができる場所があるのは良いですね😃
消火体験はまだまだ娘1人では上手く出来ませんでしたが、何事も興味があるときに教えてあげられると身に付きやすそうですよね。

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インストラクターのお姉さんが写真を撮っても良いですよと言ってくれましたが、娘が嫌がり良いのが撮れず…😌


その後、煙からの避難行動の体験もしました。
煙が充満するガラス張りの通路に入って、身を屈めながら口元を押さえつつ壁にそって歩き避難します。中が暗くて娘が怖がったため、私が通路を歩く様子をインストラクターのお姉さんと外から見ながら待っていました。

減災トレーニングルーム

最後に、一般家庭をイメージした部屋に入り、音響や映像で演出される災害を体験します。
何が起こるかは知らされず、起きた災害に対して正しい行動をとれるか?というものだったので少し緊張しましたが😌
インストラクターのお姉さんが部屋の外から、どういった行動をとれば良いのかを一つ一つ声で誘導してくれました。

その際に、ただそれを私はこなすという感じだったんですが、小さい子どもがいる場合には、ここで待っていて、とか声かけも大事と教えてもらいました。
確かに、トレーニングルームの中で私は娘に特に何も言わずに行動していました。それは災害時の正しい行動を取る練習のためにだったんですが、本当の災害時に子どもそっちのけで正しい行動も何もないですよね😌


まとめ

今回色々な体験をしましたが、実際の災害時にはもっと慌ててしまうだろうし、小さい子どもがいると気を付けなければいけない部分も増えると思います。
とっさとなると難しいと思いますし、こういう施設に行って災害時のイメージをして実際に動いてみるということの大切さを感じました。

娘も、まだ小さいので学ぶとまではいきませんが、初めての体験をたくさんして楽しんでいました🙂また行きたいとよく言っています🙂
娘を守るためにも、こういう施設にはちょくちょく行って、実際の災害時に迷いなく正しい行動を取れるくらいになりたいなと思いました。



ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは!